2015.2.14~Valentine Love~






『お前なんかただの保険。こいつと付き合えなかった時のな。毎日一緒に帰ってやってたんだから感謝しろよ』





泣きたくなった。





何がいけなかったんだろう。





あたしの友達の子は、気まずそうに顔をうつむかせている。





『別れて欲しかったなら、言って欲しかったよ……』





あたしだって、そんな心の狭い女じゃない。





別れてって言われて、嫌だ、なんて言わない。





『だから保険って言ってんじゃん。こいつにフラれたらお前だから』





……ふざけないでよ。





もういいや、別れよう。





『今までありがとう、ございました』





あたしはそう言って走り去った。