つよがり[スランプ中]



「またっ!失うっ!!」


「「っ!」」




僕の言葉に2人は息を飲んで悲しみに顔を歪めた


2人の胸に顔を押し付けて僕は続けた






「強くならないとっ、変わらないと!」




もう無力なのは嫌なんだ

誰かを失うのは嫌なんだ


だから、だから僕は・・・・




「全部っ、捨てたんだ!!!」





僕の言葉に部屋の中にいる全員が息を飲んだ。

瀬戸川翠もいつの間にか起きていて目を見開いて僕を見ていた。


そして、翠の瞳が少しだけ揺れている。