真ノ花と嘘ノ花



黒美が笑って、



「ねぇ、何処の高校行く?」



由美がその笑顔に圧倒されながら、言う。



「ねぇ、百合。これは、どういう事!?」



私が苦笑いで、伝えると。



由美が怒って。




「黒美!

























制服が可愛い所ね!・・・絶対よ!」







その話を聞いていた、莉音は。



(怒る所、そこー!?)


何て心の中で突っ込んでいた。