真ノ花と嘘ノ花




あと、と続ける。



「長い時間がかかるかもしれないけど、耐えて。・・・あなた達がした事は彼女にとってさらに苦しい物だったの。」



多分、百合は自分の記憶が早く戻したいと思うはず。



できるだけのことはしないと、何て。


「黒美、やっぱり天使、ね。」


何て言う由美。



・・・百合に、会いたいなぁ。



ボーッとしたまま鞄の事を考える。



持っている鞄を抱きしめて、由美にトイレに行く、


と言うと、



「えぇ、わかったわ。」






バタンと、個室のトイレに入って鞄から抱き抱えて抱き締める。








またさっきの部屋へ行くと、