ホッカイロ

顔を自分の腕にうずめて、タマゴみたいに丸まる。


ビリビリ

袋を破く音がして、すこしだけ顔をあげると、いつものホッカイロだった。


「い、いらないっ、てば。」

「いいから!まだあったかくないけど
やるから!」

「彼女、いるやつに、っ世話焼かれたく
ないっ。」