ホッカイロ

不本意ながらも支えられ、自転車から降りる。

そしてそのままうずくまった。

ダメだ、動けない。


「ごめん、冷えたからかな。ごめん。」
謝る翔太に、

「っいいっての。別に、あんたのせいじ
ゃ、ない、し。」
我ながら情けないくらい苦しそうな話し方になってしまった。