いつもどおりの朝がやってきた。
私にとっては憂鬱でしかなかった。
いつもどおりに朝が来て、
いつもどおりに準備して、
いつもどおりに学校に行く。
この一連の流れは私にとって憂鬱でしかない。
支度をしてとぼとぼと通学路を歩く。
見えてきたのは白が基調の立派な学校。
この白凪学園に入ってもう三ヶ月が過ぎた
なかなかクラスのみんなにな馴染めなくて、声をかけてくれる人入るのにな。
でも、私が好きなことと言ったらアニメとかそこら辺、こんな地味な子が話に入ってもつまらないからね。
だから今日も掛けてくれる声を無視して席につくんだ。