この気持ちは、気付かれない。



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『…皐月ちゃん?』

優衣の声に、大丈夫よ、と返してわたしは言葉を続けた。





「…わたし、幸せになろうとしてもいいのかな。」



懺悔をするように、言葉をこぼす。




「…わたしは、彼を選んでもいいの?」




彼と一緒にいたら、楽しい。
共に過ごす時間は、安心するし幸せを感じる。
1人だと寂しいけれど、彼と一緒にいれば寂しさは恐怖ではない。つらいけれど、苦しくはない。









ーーわたしは、わたしを許してもいいの?









『……弘くんはきっと、皐月ちゃんを幸せにしてくれるよ。皐月ちゃん、幸せになって。』




皐月ちゃん幸せならわたしも嬉しい、と優衣は言った。


「ありがとう……」


優衣はやっぱり、何が起きたってわたしの天使だ。



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