この気持ちは、気付かれない。



翔子から離れて、看板の色塗りをしているところを手伝いに行く。みんな絵が上手いなあ


「手伝う。筆ちょーだい」

「あっ、皐月さーん!はい、どーぞっ!お久しぶりです〜」

「久しぶり〜なかなか来なくてごめんね」

「いえいえ!こうしてきてくれるだけで目の保養です!」

「目の保養って…」


思わず笑ってしまった。普通そこはきてくれるだけで嬉しいですとかじゃないの?笑


「てか、皐月さん痩せました?」

「あ、わかる?ダイエット中なの。」



痩せてないよ、っていうのは多分言っても無駄だろう。翔子だけじゃなく後輩にも言われるくらいだから、誤魔化せない。

しょうがないからダイエット中ってことにした。



「えええっ!皐月さんダイエットとか必要ないでしょ…細いの羨ましい〜」

「あはは、」


わたし的には、このくらいふっくらしてる方がいいと思う。つん、と頬をつつけば柔らかいし、可愛い。


「もう、なにするんですか〜」

「可愛いねえ」

この子ほんと癒し系だ。可愛い。