蓮side



あの事件から1週間



福田は今だに目覚めない



そろそろ夏休みも終わる



俺は藤沢と類の家に来ていた



「こないだは叩いてごめん。ちょっと混乱してた。」



「俺も悪かった…近くにいたのに福田を守れなかった…あれから夕菜とは連絡をとってないんだ…」



夕菜もなにもいってこない



「藤沢…この間俺にいい加減に思い出せって言ったよな?」



藤沢は少しぎこちなく頷いた



「福田も落ちた時、蓮思い出してよって言ったんだ。俺は……お前らと知り合いだったのか?」



ここまできてなんで俺は思い出せないんだよ…!