「俺は………」



俺がどんなやつだったのか、どんな友達がいたのか



「思い出したい。もうなにも知らねーのは辛いから。」



そう言うと親父も母さんも涙目になっていた



今の学校に未練はない



思い出もないしそこまで友達もいなかった



ずっと夕菜がいたからな



夕菜と少し離れることができて少しホッとしてる自分がいた