「夕菜…お前にはまじで感謝してる。記憶喪失の俺を支えてくれて。でも俺は思い出せない。夕菜を好きな気持ちも今の俺にはないんだ。」



「蓮君…やめてっ…」



「そんな最低なやつといても仕方ないだろ?」



もう無理なんだ



「別れよう。俺たち。」



「嫌だっ!別れたくない!蓮君に気持ちがなくてもいいから!!」



「俺はもう無理なんだ。」



「なんでよ!!!なんでなの………!」



ごめん、それしか言えない



「なんで…好きな子でもできた?」



「……あぁ。」