「福田って綺麗な字書くな。俺この字好きだわ。」



文字を書くてが止まった



『玲奈って綺麗な字書くよな。俺玲奈の字すげー好き。』



いつかの蓮の言葉がフラッシュバックされた



「福田!?わり、俺なんかやなこと言った?」



「違うっ…違うのっ…」



涙が止まらなかった



「あっち向いてて…」



蓮は私に背中を向けた



私はその背中にそっとおでこをつけた



「蓮っ……」



好き