《廉side》


俺は今目の前で眠っている奴を襲おうとした。


如月…ゆぅは、学年全体の女王だった。

女王、では無い。
”汚れを知らない女神さま”


とにかく完璧なゆぅに俺は惹かれた。


だから、何でも手に入れたい俺は嫌がってるゆぅを無理矢理押し倒そうとした。


最初はただ怯えるだけのゆぅ。

そんな姿も可愛いと思った俺は狂ってるのかもな。



だけど、それは違った。

あいつは俺を。男を投げ倒した。


その力は異常なくらい強くて。

だけど本当は手がすっげえ震えてた。それを見せないように余裕そうに笑って出ていくゆぅを見て


こいつは何かあったな、って確信した。


もとからおかしいとは思ってた。


この世に誰もが慕う奴なんているか?


そんなの空想や、妄想でしかいねえよ。