「……───そっ、か…。」





考えが幼かったあの頃の私は、


何かあることに気づいているのに、


かおりからの『素直じゃない』SOSに気づかないふりして、目をそらした。




かおりの言葉を、そのまま受け止めて


これ以上深く追求することを、




絶ったんだ─────。






それから3日後、かおりは