知らないアイツに恋しました

って、こうしちゃいられねぇ。
俺はばっと前に出た。

「水間っ‼」

水間に向かって手を振ると、
すげぇスピードでパスがきた。
はっや。
そのまま俺はドリブルをし、先輩たちを次々抜いて、ゴール近くまで攻めていった。

「増村ーっ‼」

俺に向かって手を挙げる水間。
よし。
俺は水間に向かってパスをした。
水間が、俺のパスを受け取り...

シュパッ

ピーッ‼

ゴールを決めた。

「ナイッシュ、水間。」

水間に話しかける。

「そっちのドリブルもなかなかだったよ。」

俺は返事の代わりに笑った。

そう。俺が一番得意なのはドリブルだ。
ドリブルだけは、誰にも負けない自信がある。
一応ダンクもできたりするけど、それは水間の仕事だな。

その後も俺と水間は活躍したと思う。
結果は俺らの勝ち。
っていうか、ほとんど俺と水間が取った点だけど。
他の3人もやっぱり上手かった。
さすが推薦の集まりって感じだったな。

「いやー。お前らどんなだよ。」

試合終了後、俺と水間が話しているところに先輩が入ってきた。