知らないアイツに恋しました

「そっか。じゃあな‼」

「うん。ありがと‼」

俺は返事をする代わりに千夏に笑った。

俺が...俺が支えるんだ。

放課後

「翔‼今日、部活見に行っていい?」

ジャージに着替えていると、千夏が来た。

「いいけど。」

ありがと。と言って笑った。

「あずみー。」

きれいで透き通った声が聞こえた。
堀田だ...。

「はーい。ちょぉっと待って?」

「うん、わかった。ちょぉっとね?」

そう言って笑う堀田。

ドキドキドキドキ...

はー。収まれ。収まれー‼

俺に気づいた堀田は俺に笑いかけた。
俺も笑い返す。
そのやり取りを見ていた、千夏が、

「翔。この子...知り合い?」

堀田を見つつ俺に聞いた。

「まぁ、そんなとこ?」

「ふーん。可愛いね‼なんて名前なの?」

千夏は堀田に話しかけた。

「私?堀田です。堀田希美。」

そう言って笑った。