急にあてられて変な声が出た。

「ぐっ、ふふっ。クスクス...。」

隣で西村がこっちを見ながら必死で笑いをこらえてる。
ムカつく‼
西村を睨むと、

(ダッサ)

と、口パクで言ってきた。
俺がさらに睨むと...

「おーい。増村?わたらんのか?」

そうだ。俺、あてられてんだった。

「...わかりません。」

「ちゃんと話聞いとけよー。」

「...すみません。」

俺が席につくと、

(ちゃんと話聞いとけよー。)

西村が先生の真似をして言ってきた。

(うっせ。)

そして俺はノートを写し始めた。

キーンコーンカーンコーン...

「きりーつ、礼。」

「「「「「「ありがとうございました。」」」」」」

ガタガタガタガタ...

「終わった~。」

「翔くーん。あんな問題もわからないのー?」

授業終わってそうそう智がバカにしてきた。