僕は染まること知らない

自分の色を持つことはない

どこでも生きていけるように

どこへでも飛び込んで行けるように


僕は迷ったりしない

自分の判断を曲げたりしない

どこでも生きていけるように

どこへでも飛び去れるように


僕は一人が好きだ

でも、振り向けばそこには仲間がいた

どこへ行っても、そこにいて

どこで鳴いていても、笑っている


僕には仲間がいる

同じように鳴いたり、飛び去ったり

戻ってきたり、罵り合ったり

どこにいても、決して見失うことのない大地を起点に



僕は今日も飛んでいる

かぁーかぁーと鳴きながら


僕は一人が好きだ

でも、振り返ればそこには仲間がいる

だから、どこへでも行ける

どこへ行っても、鳴いて、笑っていられる