心の居場所


「あ、あの、ずっと気になってたんだけど、どこから声が…?」

「ん、あ、俺?
悠紀の夫の龍之介でーす。」

あ、この人が…。

「龍之介さん…。」

「はぁーい、龍之介です♪」

ちゃ、チャラい…。

「龍さん、いつからそんなキャラになったんすか。
いつもはもっと真面目なキャラじゃないすか。」

「あははー。
いやー、ちょっとからかってみたくてねー。」

か、からかいっ。

「やめてください。
こいつ男嫌いなんで。」

「わかってるわかってる。
ごめんね、悠奈ちゃん。
あ、悠紀。」

悠紀さんが、家から出てくる。

「龍、車出して、そろそろ帰ろ。
無事にくっつけることできたし、私たちの任務は完了!
じゃあね、悠奈ちゃん、悠星。」

「またな。」

え?

「任務?」

「ちょ、任務ってなんだよ!?」

ブロロロロ

「逃げやがった。」

なんだろう、不思議な夫婦だなぁ。