「麗里ちゃんは、どこまで来れるかな?」 俺は、持っていたパソコン画面をちらっとだけ見て、校門にいる彼女の姿を見た。 きっと、あの子は逃げられない。 これは、当たるよ? だって、俺が言ったことが当たらなかったことなんてないんだから。