「ダメ…。恥ずかしい…。」

「恥ずかしいって…なんかやらしいこと?」

「違うもん!!いっつもやらしいこと考えてるのはユウの方だもん!!」

「言ったな…?」

ユウはいたずらな目で笑うと、レナに覆い被さり、柔らかな胸を大きな手で包んで、何度も素肌に口付けた。

「やっ…夕べあんなに…!」

「夕べは夕べ。今は今。オレはいっつもやらしいこと考えてるから。どうやってレナを悦ばせようかって。」

「えぇっ?!待って…謝るから…。」

「謝るの?」

「いっつもやらしいこと考えてるなんて言ってごめんなさい…。」

「うーん…どうしようかな?」

「許してくれないの?」

「まぁホントのことだしな…。」

「えっ?」

「許してあげるから、さっき何考えてたか教えてよ。」

ユウはまたレナを腕枕して、優しく髪を撫で、愛しそうに口付ける。

「…いろんなこと…。」

「オレのこと、いろいろ考えてたんだ。悪いことばっかりだったらショックだな…。」

「違うよ…。ユウに会えて良かったって…。」

「ホント?」

「うん。」

「もっと聞きたい。」

「じゃあ…前に言ってた、私の好きなところも教えてくれる?」

「いいよ。今日は休みだし、このままこうしていようよ。誰にも邪魔されないし、二人きりでのんびり過ごそう。」

「お腹空かない?」

「お腹空いたらレナを食べる。」

「もう…!!」

「冗談。じゃあ、とりあえずごはん食べて、シャワーして…また二人でゴロゴロして、いろんな話をして…思いっきりイチャイチャしようかな。」

「イチャイチャ?!」

「新婚だから。」