ユウはクローゼットにしまってあったチャイナドレスを持ってきて、嬉しそうにレナに差し出した。

「いや…あの…ユウ?」

「レナ、いいって言ったもんな。それともオレが着せてあげようか?」

(ユウってホントにエッチ…。)

「自分で着るから…。」

レナは渋々チャイナドレスを受け取り、脱衣所で着替えた。

バレッタを外して髪をとかし、ひとまとめにして結い上げる。

おずおずとリビングに戻ったレナを、ユウが目を輝かせて見つめる。

「めちゃくちゃ似合う!!レナ、かわいい!!ものすごく色っぽい!!」

ユウはレナを抱き上げると、急いでベッドに運ぶ。

「ユウ?!」

「色っぽ過ぎてもう我慢できない。早く脱がせたい。」

「えぇっ?!」

「でもせっかくだから、ゆっくり脱がせる。」

ユウはチャイナドレスの裾をめくりながら、レナの太ももに唇を這わせる。

「や…!ユウ、やらしい!!」

「そうだよ。知ってるでしょ。」

「どんどんやらしくなってるんだけど!!」

「それは仕方ないよ。レナがオレをそうさせてるんだから。」

「えぇっ…?!」

ユウはいつもと違うレナを抱きしめ、何度もキスをして、優しく体に触れる。

そしてゆっくりとチャイナドレスを脱がせ、レナの肌に愛しそうに口付けた。

裸になったレナを抱きながら、ユウは甘い声で囁いた。

「レナ、愛してる。」

「ユウ…私も、愛してる…。」