モデルとしては恵まれた体型の、背が高く細い体は、レナにとってはコンプレックスだった。
もっと色気が出るように努力した方が良いのかと考えるものの、具体的にどうすれば良いのかもわからない。
体質的に太れないので、かつてユウが関係を持ってきたたくさんの女の子たちのように、胸が大きくて女性らしく色っぽい体つきにはなれない。
胸は決して小さくはない方だとは思うが、かつてユウと体を重ねたことのあるグラドルのアヤに言われた“色気ゼロ”と言う言葉は、いまだにレナの頭から消えない。
時々ユウに色っぽいと言われても、レナは、一体こんな自分のどこに色気などあるのかと不思議に思う。
(だから結局…色気って何?)
「あの…おっしゃる意味が、よくわかりません…。」
「え?」
「時々ユウが私に言う、色っぽいって言葉の意味が、わかりません…。」
「なんで?」
「だって…私の体、全然色気ないでしょ…。細いし背も高いし……胸もたいして大きくないし…。」
「…そうか?」
ユウは不思議そうにレナを見つめる。
「オレにとっては最高に色っぽいんだけど。」
「どこが?」
「どこがって…首筋とか胸とか…体のラインとか…とにかく全部。服着てても着てなくても、体も仕草も表情も…レナの全部が色っぽい。」
ユウのストレートな言葉に、レナは真っ赤になった。
もっと色気が出るように努力した方が良いのかと考えるものの、具体的にどうすれば良いのかもわからない。
体質的に太れないので、かつてユウが関係を持ってきたたくさんの女の子たちのように、胸が大きくて女性らしく色っぽい体つきにはなれない。
胸は決して小さくはない方だとは思うが、かつてユウと体を重ねたことのあるグラドルのアヤに言われた“色気ゼロ”と言う言葉は、いまだにレナの頭から消えない。
時々ユウに色っぽいと言われても、レナは、一体こんな自分のどこに色気などあるのかと不思議に思う。
(だから結局…色気って何?)
「あの…おっしゃる意味が、よくわかりません…。」
「え?」
「時々ユウが私に言う、色っぽいって言葉の意味が、わかりません…。」
「なんで?」
「だって…私の体、全然色気ないでしょ…。細いし背も高いし……胸もたいして大きくないし…。」
「…そうか?」
ユウは不思議そうにレナを見つめる。
「オレにとっては最高に色っぽいんだけど。」
「どこが?」
「どこがって…首筋とか胸とか…体のラインとか…とにかく全部。服着てても着てなくても、体も仕草も表情も…レナの全部が色っぽい。」
ユウのストレートな言葉に、レナは真っ赤になった。



