もしかして惚れた…?
僕は女が苦手だからその子の事はなんとも思わなかった。
たとえ綺麗でも女だから好きという感情はない。
「とりあえず…どうしよっか。」
僕と一君は平隊士たちに先に帰ってもらうよう言った。
「一君、この子連れて…って、この子顔が白い。しかも冷たい…」
よく見るとその子は死んでるかってほど冷たかったし、白かった。
僕は心臓あたりのところで耳を澄ました
「心臓の音が…しない……。」
「死んでるのか?」
その時
「…うっ。ふわぁぁぁ。」
その子が欠伸をしながら目を開けた。
綺麗な黒の瞳。
吸い込まれそうだった。
そんなことよりも…
生きてたの?
「…あれ?もう着い……いたっ!」
その子が言い終わる前にまた上から何かが降ってきてその子の頭に直撃した。
痛そう…
「なにこれ…」
その子は僕たちがいるのをお構いなしに何かの方へと起き上がって足を運んだ。



