「急にどうしたんですか?」
山南さんがきいてくる。
「興味…ですね。まず、あたしたち死神は恋愛禁止なんです。」
「恋愛禁止…なんですか?」
「はい。禁止というか、掟で決まってるんですよ。」
「その掟破ったら…」
永倉さんが聞いてくる。
「掟破った者は…消去です。消されます。」
「恋愛禁止なら私と恋仲になったりしたら消されますよね?」
「お互いが愛し合うのが条件ですよ。」
あたしはそう告げた。
あたしはこれまでいろんな死神とあったことがある。
1人、また1人と
掟を破って行く死神がいる。
だから今の死神の数はとても少ない。
だから、閻魔様はあたしのことを消そうとしても死神が足りないから消さないの
「消される可能性もあるのに何故そのようなことを。」
「なんや齋藤も嫉妬か?」
「ちょっと!山崎さん!抱きつくのやめてもらっていいですか?!」
いきなり部屋に入ってきた山崎さんはあたしに抱きついてきた。
「山崎、お前!こいつに今後触れるの禁止だ!」
土方さんが叫んだ。
けど山崎さんはあたしを離そうともしないしなんかニヤニヤしてるし…
「副長もなんでっか?」
「齋藤。」
「分かってます。」



