死神の初恋は腹黒くん


「あ、そや、忘れるとこやった。わいは山崎丞や。よろしくな?」

「…べーだ!」

「あかん。食べたくなってしもーた。」

「へ?」

「丞君、駄目。もし食べたら切り刻むから。」

「嫉妬か?」

「ち、違うよ!」

いきなり抱きついてきた山崎さん。

「ひゃ!」

「やっぱりやわらかーい。この変な着物から出てる足めっちゃ白いな。綺麗…。」

ボカッ

「山崎。今日の飯なしな。おい齋藤。山崎を追い出せ。」

「御意。」

山崎さんは一さんによって部屋から追い出された。