「お前は長州の間者なのか?」
患者?
「患者…患者…ってあ!あれのことかか!あたしどこも悪くないですよ?」
「その患者じゃねぇよ!間者だ!長州の回し者かってきいてんだ!」
わわっ!
閻魔様そっくりだ…
「回し者?何それ…」
全く分からない。
こんな時に死神辞典があったらな…
「あの、あたしの黒いポシェットはどこにありますか?」
「ぽしぇっと?…ああ!この黒い風呂敷のこと?」
「それです!ありがとうございます!」
そう言って笑顔の人はあたしにポシェットを渡してくれた。
その中からし死神辞典を探す。
「あった!えっと…間者!」
そう言うと本は勝手にめくれた。
「うわっ!なにそれ!」
「すげぇ!」
「俺にもやらせて!」
3人組が騒いでるけど全く聞こえなかった。
「間者…は、スパイってことね…。なるほどね。あたし間者?じゃないですよ。」
あたしはようやく意味が分かったからさっきの閻魔様にそっくりな人に行った。
「ならお前は異人か?」
「異人じゃないですよ。」
「でも、その格好は?」
「これ?」
あたしは他の死神と違って死神の正装を変えた。
…勝手にね。
その時すっごい閻魔様に叱られて呆れられた事はまぁ、置いといて。



