部屋から出てある部屋に連れて来られた。
中から人間の気配が凄いする…
「どうした?」
青年が話しかけてきた。
「い、いえ。」
「そうか?近藤さん、入ります!」
「おぉ!平助か!入れ入れ!」
中から声した。
三人は戸を開けて入っていく。
あたしもそれに続いてはいる。
「し…失礼します。」
恐る恐る入って見た。
部屋の中にはさっきの3人組と眼鏡をかけた優しそうな人間、真ん中に貫禄のある人間、その横に閻魔様みたいな鬼みたいな人間が1人と…
「あっ!昨日の人間…!」
昨日の2人組の人間がいた。
「どう?眠れた?」
笑顔の人が話しかけてくる。
眠ったというより気絶させられたんだけどな…
「まぁ、座ってくれ。」
真ん中にいる、人間が言った。
あたしは言う通りに座る。



