「じゃあ、先生帰るわ。」 あんまり長居してられねーし、そう言って先生は暗くなった道を歩いて行った。 「あ…蒼井先生! また明日!!」 叫んだ声が聞こえたらしくて先生も 「おう!また明日な!」 って言って手を振った。 先生の姿が見えなくなってから私の心は暖かくなった何故か熱い。 "騒ぎ過ぎたかな?" そう思ってあまり気にせずにいた。