大好き。

「じゃ、俺達も行くか。」



「は、はい…」



ぎこちなくて、早く家について欲しいって思った。




何も話すことないし、先生と二人きりって気が引ける…って思った。







歩いている時間は、短いんだろうけど何時間も経ってるように思えてきて悲しくなってきた。







すると、蒼井先生は「明日、緊張するなぁ」って呟いた。




「何でですか?」
って聞き返すと「生徒からいじめれたらどうしよ…」

と、本気で悩む仕草をした。





「そ、そんな、生徒からいじめられるなんて…」


ぷっ、と吹き出した私を見て蒼井先生は私を見つめて「やっと笑った。」ってニコってした。





「へ?」わけがわからない私は頭にはてなマークをいくつも並べた。





「いや、なんか俺、すでに嫌われちゃったかなーって思って…あはは」






「そ、そんな!
嫌いになりませんよ!」





「本当に?」





一瞬、悲しそうな顔をした先生を見逃さなかった。