最初から考えていた計画も、もうどうでもいい。



ただ、この学校の生徒は一人も許さない。



私は、ポケットからナイフを取り出すと零哉に向けた。



ギラリと光る銀色の刃に、零哉は一瞬顔を歪める。



けど、すぐに平常心を保つと




「来いよ。死期間近のお前に俺が殺れるなら。」



その言葉に、何かがブチッと音を立ててキレた。




こいつはどこまで…



「ぁあ、殺ってやるよ?このクズがっ!!」




クズなんだよ?!