「ぃ、いやっ…!!」



ザクぅーーっ



女の子の頬に描かれた一つの横線。




それが次第に真っ赤に染まっていく。



わたしは、その子の前にしゃがみこむと、満面の笑みを浮かべながら


「ふふっ!これで、可愛い顔になれるね♪」



そう呟くと、みんな目を見開いて涙する。




汚い声、嗚咽。



汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い。



だからね、首を絞めるの。



だってウルサイんだもん。