「ねぇ。シュウ君。
お姉さんと一緒に暮らす⁇」

声をかけてきた女は俺とそんな変わらないんじゃないか。

ってくらい若い女。

で、そこそこ可愛い

「お前誰だよ」

「遠い親戚」

「お前何歳⁇」

「シュウ君15歳でしょ⁇
だからその5個上」

「ばばぁかよ」

「ふふふ。
まだまだ若いよ⁇
それから私の名前はイオカ。
イオカって呼んで」

「…」だるい女だな

「ねぇ。シュウ君。
イオカと暮らさない⁇」

「迷惑じゃねぇの⁇」

「イオカも一人で寂しいし…
シュウ君さえよければ来てほしいな。」

…まぁこのまま
こんな親戚中でたらい回しにされるより
かましか

「よろしく」

返事をするとイオカは嬉しそうに笑った