瀬戸くんと、ふたりきり。




「今日も暑い~」



タンッと軽快に階段から飛び降りて、目の前に広がる海を眺めながら「んーっ」と大きく背伸びをする。



「っはぁ~」



筋肉痛もだいぶマシになり、体調は良好。

この調子なら海での練習も楽に出来そうだ。






あれから二日。

私と瀬戸くんは学校のプールではなく、海で補習をしていた。


理由は簡単。

月曜日と火曜日が懇談だったから。


授業はお昼までで、懇談はそのあとお昼から。

三者面談だから、学校はお昼で終わり。


学校のプールでも良かったんだけど、それだったらプールよりも海の方が長い時間練習出来るんじゃない?という私の提案で海で練習することになった。



私は一旦家へと帰り、用意をして海へ。

瀬戸くんはそのまま海に行って待っててくれるらしい。


瀬戸くんとの待ち合わせは二日前、圭祐と一緒に会ったあの海の家。

まずは女子更衣室へと寄って、そこで着替えてから海の家へ行くことになっている。