瀬戸くんと、ふたりきり。



「あぁー、そういや貴也と美来が言ってたな。水泳補習になったって」

「そう!そうなの!!水泳補習になっちゃって、受からないと私夏休みなくなっちゃうのぉ~」

「おま……っ、うっとうしい!離れろっつーの!」



うわーん!と声を上げて抱きつけば(体当たり)、圭祐は思いっきり両腕で押して拒絶してきた。



そんな本気で拒絶しなくてもいいじゃない!

幼なじみのくせになんてツレないやつなの!?




「……ったく、手加減ってものを知らないの?」



思いっきり腕をつかむもんだからヒリヒリしてきたじゃない。

本気でキレられる前におとなしく離れて、恨みがましくにらみつける。



「お前が気色わりーことするからだろうが」

「きしょ……!?」



ホント毒舌だよね!