「あれ?帆夏?」
「……え?って、圭祐!?」
名前を呼ばれて振り向けば、そこにいたのは友達である圭祐で。
「こんなとこで何してるの!?」
まさかこんな所で会うなんて思わなくて、すぐさま駆け寄っていった。
「それはこっちのセリフだし。お前こそこんなとこで何してんだよ」
「私は……えぇーと、水泳の練習?」
「はぁ?水泳の練習?」
歯切れの悪い私に思いっきりしかめっ面をする圭祐。
いや、うん。圭祐の言いたいことは分かるよ。
海で水泳の練習ってどういうことだって私が第三者だったら絶対思うもん。
遊びに来たんじゃなくてガチで練習しに来たからね。


