瀬戸くんと、ふたりきり。




『そうだよね……』



その言葉にガックリと肩を落とした私。

すると。



『ったく仕方ねぇな。一日でも早く泳げるようにしてやるから明日水着持って来い』



落ち込む私を見かねたのか、ため息混じりにそう言った瀬戸くんがクシャリとあたしの頭をなでた。



『い、いいの!?』


その申し出にすぐさま飛びついた私。

そんな私に、『現金な奴だな』と苦笑した瀬戸くん。


そんなこんなで、今日、急遽海でレッスンすることになったというわけです。