瀬戸くんと、ふたりきり。




「うわっ!すごい!これが瀬戸くんのバイク!?」



瀬戸くんがエンジンをかけたバイクは、知識がない私が見ても分かるぐらい立派なバイクで。

縦幅は私の腰ぐらいの高さまであった。




「大きいし、ピカピカ!」


傷や汚れなんて全くないそのバイクは綺麗な漆黒色。

クールな瀬戸くんにお似合いの色だ。




「……ふっ。お前の感想、小学生並みだな」

「はぁ!?」



小学生並み!?



「背もチビだしな」

「ち、チビじゃないし!」



チビだけど。

チビなの自覚してるけど!

けど、ムカつくから認めたくない!