瀬戸くんと、ふたりきり。



「私のこと、気にかけてくれてありがとう」



私、瀬戸くんのお陰で練習に集中することが出来たんだよ。

瀬戸くんが、近くで見ててくれたから。



「お互い様だろ。それにもう過ぎたことだ」

「そうだけど、でも──」

「うるせぇ」

「っ」



それ以上何も言うな。

そう言わんばかりに塞がれた唇。



「瀬戸く……」


二回目なのに激しいそのキスは息苦しくなるまで続けられて。


「……は…っ、や……」


足に力が抜けた所でようやく解放された。


瀬戸くんに優しく抱きとめられ、そっとレジャーシートに座らされる。