瀬戸くんと、ふたりきり。




「……っ、うそ…」

「嘘じゃねーよ」



佳祐から告げられた言葉。

それは思ってもいなかった言葉で。

私の胸をじわりと熱くさせた。




だって。


“あの紙な、瀬戸が書いたものなんだぜ?”


あれが瀬戸くんからだったなんて思ってもいなかったから。



私は圭祐が書いてくれたものなんだとばかり思ってた。

だって、瀬戸くんからだなんて、そんなのどう考えても結びつかないんだもん。


私、あの時瀬戸くんを怒らせちゃったんだよ?

それなのになんで……



「帆夏、教えてやるよ。あの紙を貰った経緯を」