瀬戸くんと、ふたりきり。



最初こそ優しく……いや普通に教えてくれた瀬戸くんだったけど、時間が経つにつれて眉が釣り上がり、口調が荒くなっていって。

今じゃもうスパルタ過ぎて泣きたくなるほどだ。


見た目を裏切らないそのスパルタ加減は、先生を呼びたくなるほどキツい。



「いいか、今日、家でイメージトレーニングしておけよ」

「………はい」



練習が終わったあと、青筋を立てながらそう言われた私はヒィィと縮み上がり、一日目にして早くもギブアップしたくなった。