先生の馬鹿!!
そんなこと言ったら夏休みも瀬戸くんと一緒にいたいって思われるじゃない!
まぁ、事実なんだけど。
でも、わざわざ瀬戸くんの前で言わなくても!
あたふたと慌てふためく私を余所に、先生は平然とした顔でホイッスルをポケットから取り出している。
「せ、瀬戸く──」
「なに。お前、補習したいのかよ」
「………へ?」
取り敢えず誤魔化そうと瀬戸くんを見上げれば怪訝な顔をした瀬戸くんが私を見下ろしていて。
「補習になったらサーフィン教えてやんねぇぞ」
「………」
どうやら瀬戸くんには通じていなかったらしく、本気で私を責めていた。
「いや、うん、」
どうしよう。なんて答えたらいいんだろう……。


