瀬戸くんと、ふたりきり。



「お前どんだけ緊張してんだよ」

「も、もうしてないしっ」



屈託のない笑顔でグリグリと私の頭を撫で回す瀬戸くんに更に鼓動が高鳴って。

それと同時に心拍数も急上昇。



……私、今絶対顔真っ赤だ。


俯いてて良かったかも。

こんな顔見られたら、伝える前に私の気持ちバレちゃうよ。







「おい、お前等。いちゃつくのはテスト終わってからにしろよ」



び、ビックリしたっ!


突然背後から聞こえてきた聞き覚えのある声にビクンと身体が大きく揺れて。

それと同時に頭の上から甘い重みが消えた。



「せ、先生脅かさないでよ~」


さっきとは違う胸の高鳴り。

そして顔の火照り。


瀬戸くんとふざけ合ってる所を先生に見られるなんて。

なんか……恥ずかしい。