瀬戸くんと、ふたりきり。




「っ」


なに、その格好良い笑顔。

反則だよ、瀬戸くん。




「ありがとう」

「礼は受かってから言えよ」



素直にお礼を言えば、返ってきたのは含みのある小憎たらしい笑みで。



「……頑張る」



それさえも格好良く見えてしまうのは、俗に言う“惚れた弱み”ってやつだろうか。



「頑張れよ。テスト受かったらサーフィン一緒にするんだろ?」

「う、うん!する!」



太陽の光が瀬戸くんの笑顔をより一層引き立たせて、余計にドキドキしてしまう。





「────帆夏、来い」



もう瀬戸くんの笑顔が眩しすぎて直視出来ないよ。