瀬戸くんと、ふたりきり。



瀬戸くんが見えなくなったのと同時に、ズルズルとその場へと崩れ落ちる私。


もう、しんどい……。


体育以外でこんなに走ったの初めてかもしれない。

それぐらい全速力で走った。



しんどかったけど、それでも瀬戸くんと話しするよりかは全然マシだ。

だって、どんな顔をしたらいいのか分からないから。


恥ずかしくて、面と向かって会えないよ。

けど、どれだけ避けてもそれはしょせん今だけで。

これだけ逃げたんだ。

明日、もしかしたら学校に来るかもしれない。

そうしたら絶対に捕まる。



どうしよう……。

会った時なんて弁解したらいいんだろう。


こんなストーカーみたいなことをして許して貰えるとは到底思わない。



明日、学校へ行きたくないよ……