そうは思っていても補習は待ってくれず、一回目の練習がやってきた。
『美来さま、着いて来てくれるなんてこと……』
『ない』
『……ですよねぇ』
瀬戸くんと二人きりなんて無理!
そう思った私は、補習のことを説明したあと美来ちゃんにお願いした。
けど、ソッコーで拒否されてしまい、泣く泣く一人でプールへ向かうことに。
……はぁ。憂鬱。
昨日、先生が去ったあとに瀬戸くんと約束したことが一つあった。
『毎日16時、プール集合』
その約束を遂行するためには、授業が終わったらすぐにプールへと向かわなければいけない。
じゃないと集合時間までに間に合わないから。
職員室に行って先生に女子更衣室の鍵を貰い、誰もいない中いそいそと着替えを済ませる。


