突然服を脱ぎ始めた圭祐を見て、慌てて俯く私。
し、信じられない!
普通こんな所で脱ぐ!?
「帆夏チャン、期待に応えられなくてごめんねー。俺、ちゃーんと水着着てるから」
ほらね、と言って意地悪く笑う圭祐に「もう!馬鹿!」と顔を真っ赤にさせながら叫んで、水をかける。
当然圭祐が大人しくやられているわけもなく、「仕返し!」と言って思いっきり水をかけられた。
「ちょ、連続でかけすぎ!」
息出来ない!
プールサイドで必死に圭祐と水のかけ合いをしていた私は気付かなかった。
「────そういう事かよ」
近付いていた、気配に。


