「ただいま。」

返事は返ってこないだろうなと思ったが一応言った。

「おかえり。」

驚いた。予想外な人物からの返事だった。

「起きていたのか。柊」

そう、返事をしたのは柊だったのだ。

「ああ、皆起きている。お前の帰りを皆で待っていた。会議もしないとならないからな。とりあえず着替えてこい。」

「分かった。ありがとう柊。」

ここまで饒舌な柊は初めて見た。