兄妹の鬼の先に待つもの





コンコン

「兄さん起きてる?」

そう声をかけたが中からの返事はなかった。

私は兄さんを起こそうと思ってドアを開け中に入った。

兄さんはベッドではなく机で何かしながら寝てしまったようだった。

私は兄さんを起こさずに毛布をを取り、そーっと肩にかけた。

兄さんの部屋を見回してみたけど、兄さんの部屋は現代の部屋とあまり変わらなかった。

だけど兄さんはどうやってこの時代の日本にベッドや机を持ってきたのだろうか。

やっぱり兄さんのことは兄妹だが全くわからない。

血縁関係は兄さんの話を聞いている限りではあるみたいだし。

とりあえず私はそこら辺にあった紙に“広間に朝食用意してあります。ちゃんと食べてください。”と書いて机の上に置いておいた。